航空会社やオンラインおよびカタログ販売業者、テレマーケティング会社などが、顧客と対面せずに行う非対面取引の総額は、年間2,000億ドルに達します。とりわけインターネットは、加盟店が商品やサービスを販売する新しい機会を生み出しています。その反面、eコマースによって、新しい種類のカード不正使用も発生しています。Mastercardのカード照合/セキュリティ・プログラムにより、カードホルダーは、オンライン取引や通信販売、テレフォンショッピングなどをより安心して行えます。
通信販売やテレフォンショッピング、オンラインショッピングは、非対面取引となるため、不正使用がとりわけ問題となります。企業はいくつかの防護策によって不正取引の発生を最小限に抑えることができます。
ダイレクトマーケティング会社に特有の懸念に対応するため、Mastercardでは、CVC2(Card Validation Code 2)の利用をお勧めしています。この効果の高いカードホルダー検証プログラムによって、取引の安全性と収益性が向上します。
デジタル決済の処理件数が日を追うごとに増えてきている現在、加盟店の皆様は全ての取引が安全に行われるように万全を期す必要があります。中断されることなく多くの決済取引を完了することが出来るように、Mastercard ID Check は、以前の3DS 1.0に代わり、EMV® 3-Dセキュアの最新の認証基準を採用しています。
Mastercard SDP プログラムに参加することで、貴店のビジネスやお客様をハッカー等のセキュリティの問題から守ることができます。このプログラムは、セキュリティの方法や手順、ウェブサイトの構成などにおける脆弱性を識別鑑定することで、貴店のセキュリティ体制を向上させる要件やガイドライン、ツールを提供します。このサービスの申し込みはオンラインでできます。